キラワケブログR ~アニメと鉄道とごく稀に創作~

アニメや鉄道な日々を思い出した頃に綴る日記。

【空想鉄道シリーズ】 こばり鉄道こばり線 #01

※この鉄道は空想のものです。


こばり鉄道。
北海道の小樽と夕張を結ぶために設立された鉄道会社であり、次第に北海道から線路網を広げていき、現在がJRとほぼ並走するように全国に鉄道網を敷いている。

こばり鉄道こばり線。
こばり線を名乗るが、北海道の小張線とはまったく別の路線である。
神奈川県横浜市に存在し、横浜ー西こばり間を結ぶ全長5kmの小路線だ。
しかし所属車両数は600両以上を数えると言う異質中の異質路線。
なぜ短距離路線に大量の所属車なのか、それはこの鉄道の特殊な部分にある。


こばり線は1950年代から計画の存在した「地下箱庭プロジェクト」が大きく関係する。
国鉄・京急・東急・こばり横浜駅から少し離れた場所にある高さ10メートル・幅200メートルの巨大な地下空間を作るというのが地下箱庭プロジェクトだ。
当時の掘削技術など最大限駆使して1971年に箱庭が完成した。

いわゆるこの地下箱庭はモデルケースのようなもので、完成後にデータをとった後には募集をかけて譲渡する計画が最初から立てられていた。
そして横浜駅を最寄にもつこばり鉄道が手を挙げ、総額10億円にも及ぶ譲渡が行われたのである。

こばり鉄道はこの箱庭を、横浜と言う都市の中で大きなスペースを確保できるということから鉄道テーマパーク構想が存在した。
しかし実用の面で、鉄道レールパーク兼車両基地兼駅と言うこととなり建設が進められた。

こばり鉄道は建設時に、当時入れ換え仕業の減少と小規模貨物列車の減少により過剰となっていた自社発注ディーゼル機関車のDC10 3を配置。
更に国鉄からコキ5500やヨ3500やチキ1などを譲り受けて建設資材の輸送が行われた。
箱庭から横浜方向へ、川崎方向へと前面地下線路を伸ばし1980年にこばり線が開業している。

西こばり駅は二面四線で、開業当時は一番線のみしか使用されていなかったが後に横浜地下線(川崎臨港鉄道貨物線)・千浜線接続用連絡線などが他のホームを使用するようになった。

開業時に準備されたのは資材輸送に活躍したDC10 3のほかこばり鉄道高速小型試験車電気機関車EB10 0が配属のほか、客車代用としてクモハ73 600の2両を国鉄より譲渡、2両ともスカ色で再電装されるまでEB10などに牽引されて走行する光景が見られた。


NEC_0668.jpg
左からEB10 0+72系2両編成(写真の車両は0番台復元した現行の姿)。

・EB10
EB10 0はこばり鉄道の発注した磐梯車両製造の二軸電機で、10mほどの小さい車体に高性能を秘めている。
EB10は全部で10両が製造され、試作車・旧車・新車と分類されて今回紹介する当車両は試作車にあたる。
各種試験に使用されたあとこばり線に入線、こばり総合車両所での入れ換えや甲種輸送の牽引に活躍した。
老朽化を理由に現在は廃車・車籍末梢がされているが、動態保存されており時折総合車両所での入れ換えを見ることができる。
塗装はグレーとえんじ色のツートンカラーだった。

EB10 1~5は0号機の方向性とうって変わって、高性能さを殆ど重視しない入れ換え用として製造された。
EB10の旧車にあたる当車両は横浜に1・2号機、長野に3・4・5号機が配置され入れ換え仕業を行っていた。
小回りが利くことから重宝され定期運用こそ殆どないものの、小貨物列車をけん引することもあった。
しかし長野車両所で同形式2両が衝突事故を起こしたことで、しばらく全車使用停止とされ全車が数年以内に廃車・解体され現存しない。
塗装を省略するためにステンレス製・無塗装であった。

EB10 11~14は新車にあたる、補助電動車としての製造が主ということもありEB10 0と比較しても性能は低くなっている。
貨物・旅客用の11~12号機は黒地に黄色帯のEH10を連想させる塗装で他社直通用のATSなどの装備を持っており、川崎臨港鉄道への乗り入れも可能である。
旅客用の13~14号機は茶色に黄色帯のEH10の高速試験車を連想させる塗装となっており、11~12号機の直通装備をなくした仕様だ。
基本的に直流区間であれば路線をえらばず運用可能であり、補助電動車を持たない10系寝台客車や43系客車の列車の後補機として連結されている姿を見ることができる。

例:夜行寝台特急「八甲田」横浜~青森(仙台経由)
ED64 1001 + ナハネフ10 1 + ナハネ10 1 + ナロ10 1 + オロネ10 1 +ナハネフ10 2 + マニ36 301 +「EB10 13



・DC10
こばり鉄道の地方路線で入れ換え機として残存していた小型蒸気を置き換える為に製造された小型ディーゼル機関車。
三軸配置という異色の仕様で、台車と台枠の合体している簡易設計となっている。
小貨物列車の輸送も考慮した設計だったが、製造された15両の大半が入れ換え仕業に終始した。
貨物ヤードの廃止や、車籍を持たないアントなどの台頭によって2000年を迎えることなく3号機を残して廃車されてしまっている。
その3号機がこばり線に来て資材輸送ののち、72系客車代用の牽引の旅客運用などにも使用された。

簡易設計による老朽化のはやさなどから現在は引退・廃車・車籍末梢されこばり駅周辺に展示されているが、状態はあまりよくない。

・72系
こばり鉄道が国鉄から購入した電車である。
しかし車体のみの譲渡で機器なども全て外された状態であり、勿論自走不可だった。
初期にはありあわせの台車を履かせて客車代用として使用していた。
その後電装されてカルダン駆動・VVVFインバータ制御に生まれかわるも、台車などは当時のDT15を再現した外板を装備するKK01台車が新製された。
その後はこばり鉄道横浜駅周辺に存在する巨大補完庫に保管されていた国鉄72系をクモハ79301(現在はクハ79301)やモハ72001などとして修繕の上で運用に復帰したほか、クモハ73 302~304 モハ72 1・301 モハ70 1(現在はサハ70 1)などが製造され現在もクモハ73921を除き現役である。

主に72系N1編成(スカ色)は団体臨時に使用されることが多くあまり定期列車には入らない。
72系N302編成+72系S303編成と6両編成を組んだ6両快速に入る姿を見ることが時折出来る。


NEC_0669.jpg
左から72系2両編成+DC10 3


続く。


※1 画像に登場する車両はBトレインショーティです。
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  1. 2014/05/08(木) 18:59:53|
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